• 2015年12月26日

舞台出演を勝ち取る!4つのマル秘オーディション合格術

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舞台役者さんは、舞台のみにとどまらず、テレビドラマやCMにまで活躍の場を広げています。そんな今大注目の舞台出演オーディションについて、合格の秘訣を4つご紹介します。日々意識することで、合格できる力がみるみるついていきますよ。

【その1】全ての基本は挨拶から

どんな仕事もそうですが、舞台の世界では特に挨拶が大事です。オーディションのときにも、一番心がけなければいけないのは挨拶。しっかり笑顔で元気よく「おはようございます」「ありがとうございました」「お疲れ様でした」と言えるようになりましょう。

同じ舞台を作り上げる仲間として、「この人となら気持ちよくやっていけそうだな」と思わせることが大切です。舞台役者は声が大きく通る人が多いので、負けないくらい元気な声で挨拶が出来るように発声練習を行いましょう。

【その2】聞き取りやすい声・滑舌で!

舞台はテレビと違って、基本的にマイクはありません。劇場も広いところが多いですよね。そんな環境でも、後ろの席まで台詞を理解してもらう必要があります。

通る声であることももちろん重要ですが、同じくらい重要なのが滑舌です。これは一人でも訓練できるので、オーディションを受ける前に、今からでも滑舌の訓練を始めましょう。

有名なものでは「外郎売り」という滑舌や演技の基礎訓練に最適な演目があります。大きく口を開け、一文字一文字はっきりと発声できるように毎日練習すると、自然と聞き取りやすい話し方が身に付きますよ。

【その3】たくさんの経験をする

舞台役者を目指すのであれば、たくさんの舞台を見ましょう。演技や立ち居振る舞い、発声の仕方など勉強になることは山ほどあります。

また、さまざまな役を演じるにあたって、あなた自身のたくさんの人生経験が演技の深みになります。例えば先生役を演じる場合、人に教えた経験のある人とない人では、やはり演技は違ってきますよね。

日頃からたくさんの経験をし、たくさんの芸術に触れ感情を動かし、演技の深みを増す努力をしましょう。オーディションでも演じる機会はあります。そんなとき、必ず役に立ちますよ。

【その4】観衆に負けない度胸をつける

舞台での演技というのは、たくさんのお客さんの前で2時間、役になりきらなければいけません。50人の前でも1万人の前でも緊張しない度胸をつけましょう。

度胸試しやアドリブ力を見る意味でも、オーディションでは想像もしなかったような演技を要求される場合があります。そんなときでも物怖じしないために、日頃から意識して度胸をつけることが必要です。

例えば公園で演技の練習をしてみる、外国人がいっぱいのお店で話しかけてみるなどやってみてはいかがでしょうか。


舞台は声・演技力が重要ですが、表面的な技術だけでは乗り越えていけません。毎日の生活の中で、小さなことをおろそかにしないこと、日々さまざまな経験を積むことを意識しましょう。

内側からにじみ出るあなたの人物像が、審査員や観客に魅力的に映るようになりますよ。人々の憧れの的になる存在を目指して頑張りましょう。

この記事を書いた人:秋場カナ