瞬間的に高いパフォーマンスを発揮させなければならない分野には、例えば陸上などのスポーツ、または演劇や舞台でのステージアートなどがあります。
これらの分野では「緊張」が大敵であることは誰でも知っていますが、その対処方法を会得している人間はそうそういないのではないでしょうか。
ここでは芸人にポイントを絞って、どのように「緊張」を克服するか、その方法などをまとめました。
ステージで緊張してしまう…
試行錯誤を重ねてやっとできたネタをステージで披露する機会を得ることができても、緊張してしまうと思ったような結果を得られないかもしれません。
あがり症なのは芸人として致命的にも思えますが、様々な対策を練れば改善することは十分に可能です。
そこで今回は、ステージに上がる前などに緊張をほぐす為に実践すると良い対策をいくつか紹介したいと思います。
緊張の原因は自信がないこと
緊張してしまう事の大きな原因の一つが自信がないからです。
自分のネタやパフォーマンスに自信を持つことは緊張を和らげるために最も重要なことと言えるでしょう。
自分のネタに自信を持つ為には、何と言っても十分な練習を重ねる事が重要です。
十分な練習を通して完成したネタは、それだけで完成度が高くなるだけでなく、「自分は十分に練習をした」事実自体が大きな自信となって緊張を和らげてくれることでしょう。
ルーティンやイメージトレーニングを実践する
スポーツ選手の中には大事な試合で結果を残す為に、「毎回決まった音楽を聴く」、または「決まった言葉を心の中で唱える」などのルーティンを行うことで心を落ち着かせていると言う方が多いようです。
このようなルーティンの実践は、スポーツだけでなくその他の分野でも広く行なわれており、ステージに上がることの多い芸人にとっても有効と言えるでしょう。
その為、普段リラックスしている時に聴いている音楽や尊敬する人物の言葉などを覚えておき、ステージに上がる直前にそれらを思い出すだけでも充分緊張を和らげることができるでしょう。
また、イメージトレーニングを行うことも非常に効果的です。
例えば、自分のネタがお客さんに受けた時のことを覚えておき、ステージに上がる前にその時のことを想像するだけでも緊張を和らげられるでしょう。
まとめ
今回は、芸人さん向けにステージでネタなどを披露する前に緊張をほぐす為に実践すると良い対策を紹介しました。芸人としてのキャリアにおいて重要なステージでは、いくら練習やルーティン、イメージトレーニングを実践しても緊張してしまうかもしれません。
そんな時にはあえてその空気に飲まれてみて、極限まで緊張している自分自身を客観的に見ながら楽しんでみるのも良いでしょう。
そのためには日ごろから自分自身を客観的に見るよう、常に心がけておくこともまた重要となります。
自分なりの緊張解消法を見つけておけば、自分自身でも納得のいくパフォーマンスができるようになるでしょう。