記憶に残るナレーターは一握りです。全員が、有名になれるわけでなく、並々ならぬ努力でつかみ取った人もいます。
もしナレーションの仕事をしたいと思ったときに、特徴的な声ではないと仕事にはできないと思い諦めていませんか?特徴的な声がすべてではないのです。
ナレーションを仕事とするには努力が必要になります。
今回はそんなナレーターについてご紹介します。
記憶に残るナレーター
TVなどを見ていて、特徴的なナレーターの方はインパクトがあり耳に残りやすいので、違う番組で使われていても「あっ、あの時のナレーターさんだ」と記憶に残っているでしょう。
ナレーターになるには特徴的な声じゃないとなれないのではないかと、思ってしまう方がいます。
ここでは特徴的な声でないとナレーターになれないのか?ナレーターになるにはどんな声がいいのか、などを知っておく必要があるでしょう。
特徴的な声は一握り?
たしかに特徴のあるナレーターさんはインパクトがあり、耳に残りやすいですが、そのようなナレーターさんは業界全体では一握りの存在なのです。
記憶に残りますが、そうではない、いわゆる普通のナレーターさんの方が多く存在しています。例えば俳優さんでも、顔立ちや演技が個性的な俳優さんもいますが、それも一握りの存在です。
すべてが特徴的な存在だと、逆にそうではなくなってしまうからです。
ただでさえ狭き門のナレーターの世界で、その中でもさらに狭き門の特徴があるナレーターを目指すというのはとても難しいことなのです。
そしてそのような声は、無理に出そうとして出るものでもありません。
最初は無理して出せたとしても、それを何時間も、しかも別の日も同じ声を出さなくてはいけないことになりますので、無理が生じてきてしまいます。
特徴的な声を目指す前に自分の声を磨くことが必要だとも言えるのです。
まずは努力が大事
自分の声が特徴的だからナレーターを目指そう!そう思っている方もいると思います。
だからと言って簡単にナレーターになれるほど、ナレーターの世界は甘くありません。
演技や呼吸法、活舌などいろいろなことをきちんと勉強してきちんとしたナレーションができるようになってから、初めて声の質や個性が活きてきます。
「自分は人と比べて、特徴のある声をしているから、多少勉強しなくても大丈夫だろう」などと思っていけません。
あくまでも個性は努力の先にあると思っておいたいいでしょう。
まとめ
ナレーターを目指す人の動機はさまざまあるのではないかと思いです。
自信があってナレーターになりたい!と思う人もいれば、声には自信がないけどナレーターになりたい!と思う人もいます。
でもそのどちらも努力してから始まります。
夢への近道は努力することです。
きちんと勉強して、努力して、自分の声を活かした、素敵なナレーターになってください。