映画『17歳のシンデレラ～東京ボーイズコレクションエピソード2～』出演‼ 第9回東京ボーイズコレクションシンデレラ総選挙グランプリ 水上アンナさん　特別インタビュー

　

narrowで初めて出演者募集をした
「第9回東京ボーイズコレクション　シンデレラ総選挙」にて
グランプリを獲得した水上アンナさんの受賞時インタビュー記事はこちら
https://narrow.jp/feature/634

主演の川津明日香さんの親友、西川由美役でした。
川津明日香さんはセブンティーン専属モデルで、
セブンティーン専属モデルと言えば、
広瀬すずさん、北川景子さん、榮倉奈々さんなど、
トップ女優になる登竜門で、私も昔から憧れていた存在で、
そんな川津さんと毎日撮影でご一緒できて、共演のシーンがたくさんあって、
本当に感激でした！
川津明日香さん、気さくでかわいくて本当に良い方でした！

はい。
舞台は割とたくさん経験があったのですが、
映画は初めてで、
映画撮影の常識というか当たり前なことがことごとくわからなくて、
本当に苦労しました。

具体的には例えば、
香盤表（コウバンヒョウ）＝撮影スケジュールが書いてあるもの、
の見方がわからなくて、撮影スケジュールを見て自分の出番を把握することも困難でした。
映画のワークショップに参加したこともなく、
右も左もわからない状態で参戦となり、
行っておけばよかったかも・・・と悔やむこともありました。

舞台の経験はあり、モデルの経験もありますが、
映画は1分1分でカットを刻むため、
初日の最初のシーンで「え？ここを撮影するの？」とびっくりしました。
感極まるシーンの撮影直後、ハッピーなシーンの撮影、や、
初日と最後の日が同じ日に撮影されたり・・・
しっかりと頭の中に内容を叩きこんでおかないと役者は務まらないと実感しました。
瞬時に切替えができて当たり前の世界でした。

また、自分で撮影に参加したことで、
映画を観る際に、カット割り、コマ割りを考えるようになりました。
「これ同じ日に撮ってるな」とか。
本当に勉強になったと同時に、
役者って難しいって痛感しました。

あらためて、
ひとつひとつ真剣に取り組み、
場数を踏むことが大切、慣れることが実力につながるとも思いました。

撮影期間は5日間みっちりでした。
私は、グランプリをいただいてからこの映画に出るまで時間がかかったので、
映画のことは承知していたものの、選ばれないかもしれないとも思っていて・・・
帰省してた際に、
「3日後に顔合わせです」と連絡来て、急きょ飛行機を取って戻ってきました。
そしたら主演の親友役という大役をいただけており感激でした！

顔合わせ、本読みから1-2週間後に撮影だったのですが、
本読みの時、
自分なりの解釈を作り上げ、台本を見なくてもいいように頭に叩き込んで臨んだ際、
自分なりの解釈が全然違っていて・・・
リセットして、監督に「観ておいてね」って言われてた映画を観て
監督の本、映画をある限り全部観て、
監督の解釈を自分なりに勉強しました。

「日常のひとコマだから自然に、演技をしないで」という指示もあったので、
原宿で女子高生観察をしてどんなしゃべり方をしているかとか、
勉強しました。

ひとつの作品にのぞむのってこんなに大変なんだということを実感しました。
私にとって初めての映画で、現時点で唯一決まってる仕事ということもあり、
絶対に手を抜きたくなくて、やれることは全てやったつもりです。
正直撮影中は不安でいっぱいだったのですが、
川津さんとのかけあいのシーンで、
監督に「こういう子いるよね」と言われたのがすっごい嬉しかったです。

あと、
やはり家族が喜んでくれているのも嬉しいです。

長谷直美さんとの共演ということで、
母がすっごく興奮していました笑
長谷さんは松田優作さんとも共演していた大女優さんで、
私ももちろん素敵な方だと思っていましたが、母が大ファンで。

撮影期間、長谷さんも長谷さんのマネージャーさんも「いつでも相談してね」と
親切にしてくださって、感激でした。
目の前で大女優さんの演技を見ることができた経験も、
初めての機会で、釘付けになって学ばせていただきました。

グランプリが取りたくて応募した東京ボーイズコレクションでしたが、
正直、やる前からだめかもと思っていました。
「でも出演しないことには何も始まらない！」と出演して、グランプリがいただけて。
グランプリをいただけて世界も広がりましたが、
一番よかったのはやはり今回の映画出演です。
初めての映画出演からこんなに良い役をいただけて、
プロダクションに所属していないフリーの状態でこんなことはあり得ないと思います。
本当に、何事にも代えがたい貴重な機会をいただけたこと、
感謝でいっぱいです。

芸能界で活動していくにはひとつひとつの経験が大切だと思います。
経験を積むには何事も挑戦してみないと始まりません。
私は数えきれないくらいたくさんのオーディションに落ちて、
何十回かに1回通ればいいかなくらいの状態でした。
「だめかも、どうしよう」と悩みながらもやり続けたことで
ひとつ、このような自分の大きな一歩となる映画出演ができたこと、
そのきっかけとなった「東京ボーイズコレクション」出演を通して、
私のように大きな一歩を進める方が出てきて欲しいと思っています。
挑戦してください！
必ず世界が広がって、チャンスを手にすることができると思います。

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あなたの、才能、時間、チャンスを無駄にしないでください！！

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・応募前に必ず条件を確認する（面接に行けるか、本番に出演できるか等）！
・プロダクション所属者は、必ず自分でプロでクションの許可を取り、
　関係各所に調整をしてから、応募をする！
・条件について質問がある場合は、事前に問い合わせる！
・未成年者は保護者の同意を得た上で応募する！
・メッセージのやりとりは、丁寧な言葉で失礼の無いように心がける！
　（敬語が間違っていても、丁寧にしようという気持ちが伝わればOK）
・プロダクション関係者の方には、
　非常に多忙な中スケジュールの調整をしてもらっているということを忘れず、
　一度約束した面接は必ず日程を守る！遅刻も厳禁！
　（中途半端な理由でのキャンセルは、あなたの芸能界への真剣度合いも少ないと判断されます。
　　どうしてもいけなくなった場合は、なるべく早く、丁重に理由を連絡し、
　　別日程の調整をお願いできないか相談することが正解です。
　　芸能界に入ったら選考を辞退したプロダクション関係者と
　　仕事が一緒になることも十分あります。
　　面接の時点から、失礼のない言動を心がけることは非常に大切です。）
・所属、出演合格後、契約をした際は、反故にしてはいけない！
　（一度合意をした後の「やっぱり出れません」「やっぱり辞めます」は、非常に失礼で、
　　法律的にも契約違反となります。
　　また、あなたの合格の裏に不合格になった方も発生しています。
　　「所属・出演契約」について、真剣に考えましょう。）
・面接、オーディションを通して知り得た情報は口外してはいけない（SNSも絶対にNG）！


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十分にご注意ください。

未経験でも、スキル不足でも、
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つまり、マナーさえ守れば、
確実に一歩踏み出すことができるとも言えます。
夢に向かってがんばりましょう！！