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  • 2019年02月22日

作詞家の私が毎日必ず行っている5つのこと

最近は歌手やアーティスト、アイドル自身が作詞する場合も増えてきていて、アーティストや歌手自身に『作詞のスキル』が求められるようになってきました。また、作詞家や作曲家など『制作側』の仕事に興味がある人もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、今回は「将来は作詞家になりたい!」、「歌手になるために自分で曲を書きたい!」、「演技の幅を広げるために言葉を使う力を養いたい!」という人のために、作詞家の私が毎日必ず行っている5つのことを紹介します。

作詞家になりたい方はもちろん、自分で作詞をしてみたい方、言葉の使い方がうまくなりたい方はぜひ参考にしてみてください!

作詞家になるためにするべきこと

作詞家は、なろうと決めた日から名乗れる職業です。
ただし、自分の書いた詞が採用されてお金になるまでには、相当険しい道が待っています。

趣味で作詞をする分には、書きたいことを書いていて構いません。しかし、プロになりたいなら『スキル』と『センス』が必要になってきます。
なぜなら、プロの作詞家は『聴衆の求めるモノ』、『クライアント(仕事をくれる人)の求めるモノ』、『時代が求めるモノ』を創らないといけないからです。

ここで、私が『スキル』と『センス』を磨くために毎日行っている5つのことを紹介していきます。

1 ニュース記事の『タイトル』を見る

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朝起きてまず最初にやることは『ニュース記事のタイトルチェック』です。これは、多くの先輩作詞家の方々も行っています。

ニュース記事のタイトルは、少ない文字数で記事の概要が分かるように作られているのです。
曲にはメロディーがあり、作詞家はそのメロディーに合う言葉を考えなくてはいけません。ニュース記事のタイトルと同じように、少ない文字数で多くを語る必要があります。
少ない言葉で多くを語れれば、その分聴く人たちに歌詞の意味が伝わりやすくなるので、人々心を動かせる詞が書けるのです。

ニュースのタイトルを見て「なぜ少ない言葉でも分かりやすいのか?」、「自分だったらどういうタイトルにするのか?」などを考えることで、作詞のスキルとセンスを磨くことができます。

2 1フレーズでもいいので既存曲の替え歌を作る

プロの作詞家を目指すなら、詞は書けるだけ書いた方がスキルアップに繋がります。毎日のようにコンペがあるわけではないので、何もすることがない時は自由に作詞をしてみましょう。

私がおすすめするのは、『外国の曲に詞をつける』ことです。日本語の曲でも構いませんが、元の歌詞のイメージを払拭しきれずに最初は上手くいかないでしょう。あまり言葉の分からない外国語の曲で、自分なりに作詞してみてください。

その際に締め切りを自分で決めて、実際に締め切りに追われるという体験もしておくといいですよ。作詞家にとって締め切りとは、一生付き合っていくものですから……。

3 本を読む(ジャンル問わず)

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私はどんなに時間が無くても、『ストーリー性のある文章を読む』ことを日課にしています。作詞家の人が読む本としてよく聞くのは小説ですが、漫画でもいいでしょう。
とにかく、『ボキャブラリー(語彙力)』を増やすことが目的なので、表現方法や言葉を知るために本を読んでください。

小説を読むのであれば文章を読んで、どのようなシーンなのかを頭の中で想像してみましょう。『想像力』も作詞家にとっては、必要不可欠のスキルなのです。
また、漫画には多くの名言が存在しますよね? そのような名言は、多くの読者を救っています。『一言で人の心を動かす言葉』がどのようなものなのかを、考えながら読んでみてください。

4 メモを持って外に出る

メモを持って外に出て、その日の景色から感じ取ったことを言葉にしてみましょう。メモはスマホでも構いませんが、私はノートとペンにしています。
同じような日でも、そのときの自分のテンションや気持ち次第で、感じ方が変わってきますよね?
例えば、公園に出かけたとしましょう。同じ公園でも日によって来る人も違えば、音も違います。天気も違います。

以前公園に出かけたとき、小雨が降り出してきたことがありました。そこで「空が泣き出した」という言葉を思いついたのです。
この言葉と出会ったのは、公園に出かけて実際に雨に触れたからです。部屋の中にいては思いつかなかったかもしれません。
このように、外に出て実際に何かを『見る』、『触れる』ことで思い浮かぶ言葉もあります。外に出てメモを取ることは、作詞をする上で大事なのです。

5 1日1回は好きなことをする時間を作る

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私は1日に1回は必ず、作詞とは関係のない好きなことをします。これは、頭をリフレッシュさせるためです。

ストレスの溜まった頭、固くなってしまった頭では、良い詞が書けません。
詞が書けなくなったら『一旦放棄』してもいいのです。
特に駆け出しの作詞家は、休まず終わるまで書き続ける人が多いですが、実はそれが落とし穴。
頭がリフレッシュできず、うまい言葉を思いつけずに余計に時間がかかってしまうのです。

良い詞を書くなら、あなたも良い状態でいる必要があるのです。なので、息抜きを大事にしてください。

まとめ

毎日必ず行っている5つのことをご紹介しましたが、いかがでしたか? 
私もまだまだ作詞家として頑張らなくてはいけない時期なのですが、今回ご紹介した方法は前線で活躍している多くの作詞家の方々も行っていることです。

『塵も積もれば山となる』という言葉があるように、この小さな努力がいつか役立つときが必ず来ます!
ぜひ実践してみてください!

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ライター: 山岸京介

大学卒業と同時に、2015年度よりフリーライター・作詞家として活動を開始。

この記事を書いた人:山岸京介