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  • 2019年03月11日

あなたは大丈夫? やってはいけないセリフの覚え方

セリフは芝居をする上で、決して避けては通れないものです。いくら素敵な表情や身体表現を持っていたとしても、セリフを覚えていなければ話は進みません。
オーディションの場合、オーディション当日に使用する台本が事前に送られてきて、あらかじめセリフを覚えて演技をするということもあります。

本記事では役者を始めたばかりの人がやってしまいがちな失敗をお伝えして、失敗が起こらないセリフの覚え方の一例をお伝えします。

絶対に避けたほうがいいセリフの覚え方2つ

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セリフの覚え方は人それぞれで、自分に合った方法を探していくものなので、これが正解というものは決まっていないですが、「やってはいけないセリフの覚え方」はあります。

主なものとしては以下の2つです。

1.セリフの言い方を決めて覚える
2.何かと関連付けて覚える

それぞれ詳しく説明します。

1.セリフの言い方を決めて覚える

セリフをどんな風に言うのか、細かく決めて覚えるのはやめましょう。相手とのやり取りが成立しなくなる可能性があるからです。

例えば台本を読んでいて、「ふざけるな!」というセリフがあって、怒ってセリフを言うシーンだなと感じたとします。「怒っているのだから、ここのセリフはただ強く言おう」と決めて覚えてしまうと、相手とのやり取りに関係なく自分が決めた言い方のままセリフを発してしまいます。そうすると相手との会話に違和感が生じ、つまらないお芝居になってしまう恐れがあります。

セリフを覚えるときは言い方を決め切って覚えないようにしましょう。

2.何かと関連付けて覚える

お芝居の際に再現できない何かと関連付けて覚えるのもやめましょう。
例えば、足や手でリズムをとりながらセリフを覚えるのは危険です。

なぜなら覚えるときに足や手の動きと一緒に覚えてしまった場合、セリフを発するときに足や手が動いていないと、うまくセリフが出て来ない可能性があるからです。思い出そうとして意味のないところで手や足を動かすと、ただただ違和感のある動きになってしまうので、やってはいけません。

セリフはリズムなどを付けず、まっさらな状態で覚えるようにしましょう。

セリフを覚えるオススメの方法をご紹介!

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セリフを覚える上で避けたほうがいい覚え方を紹介しました。では、うまくセリフを覚えるにはどうしたらいいのか気になりますよね。オススメの方法は自分に合ったものを自分で探していくのがベストです。

とはいえ、まだお芝居を始めたばかりの人はどうしたらいいのかわからない人も多いと思いますので、一例をあげます。参考にしてください。

ボイスレコーダーに録音して高速で繰り返し聞く

ボイスレコーダーにセリフを録音して、高速で繰り返し聞くことをオススメしています。自分のセリフだけでなく、相手のセリフも必ず録音しましょう。

録音する際に注意することは、「セリフは棒読みで入れる」ということです。言い方を決めて繰り返し聞いてしまうと、その言い方が体に身についてしまう恐れがあるからです。お芝居の際に絶対に言わない棒読みで録音しておけば、セリフの言い方が固定されることなくセリフを覚えられます。

まとめ

いかがでしたか? セリフを覚える際の注意点をお伝えしました。もちろん、この覚え方が一番いいという答えはありませんので、今回の記事を参考にしつつ、自分なりの方法を探ってみてくださいね。

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ライター: 綱斗

綱斗と申します。現役で役者をやっていますので、皆さんの立場を理解したうえでの記事作成を意識しています。書いてほしいテーマがありましたら是非お知らせください!

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この記事を書いた人:綱斗