映画やドラマを見て、「自分も役者になりたい!」と思っているけど、何から始めたらいいかわからない。
そんなあなたに向けて、全くの未経験から道を切り拓くための方法をお伝えします!
いくつかの方法をお伝えしますので、それぞれの特徴、メリット、デメリットを把握した上で選択をしましょう。
未経験から芝居を始める方法4つ
「未経験だけどどうしたらいい?」という悩みは誰しもが抱えるものですが、テレビや映画に出ている役者も最初は当然ながら未経験です。まずは一歩を踏み出しましょう。主な方法は以下の4つです。
1.オーディションを受ける
2.ワークショップに参加する
3.専門学校に入る
4.養成所に入る
では、それぞれ説明していきます。
1.オーディションを受ける
オーディションを受けることは、芝居を始める第一歩です。オーディションには舞台出演や事務所所属のオーディション、数は少ないですが映画出演のオーディションもあります。
道を切り拓いてくれるオーディションですが、注意が必要な場合もあります。
例えば舞台出演の場合は出演ノルマ(決められた枚数のチケットを売らなければならないこと)が課されるケースがあったり、事務所所属の場合はレッスン料がかかったり、別の事務所への移籍が難しいといったこともあります。金銭的なものが求められるケースもありますので、慎重に判断をしましょう。
2.ワークショップに参加する
ワークショップに参加するのも一つの手段です。芝居未経験の方歓迎のものもありますので、探してみましょう。「演技 ワークショップ」などと検索してみるといっぱい出てきます。金額や内容もピンキリですので、自分に合ったものを受講しましょう。また、値段は多くの場合高額になりますが、映画監督が行なっているワークショップもあり、監督に気に入られればそのまま映画出演というケースもあります。
3.専門学校に入る
「全くやったことがないから学校で学びたい」という方には、専門学校に入るという方法もあります。最低でも1年間は演技漬けという生活を送ることが出来ますし、多くの仲間が出来ます。専門学校によっては事務所と紐づけされているところもありますので、うまくいけばそのまま事務所所属! という可能性もあります。ただし、専門学校にかかる費用は他の手段と比べると高額ですので、慎重に検討する必要があります。
4.養成所に入る
劇団などが運営している養成所に入るのも一つの方法です。ほとんどの養成所が1年~3年程度芝居漬けの生活となります。養成所に入るためのオーディションを突破する必要はありますが、専門学校と比較すると比較的リーズナブルな金額で受講することが出来ます。養成所には養成所の色というものがありますので、合わないところに入ってしまうと続けるのがつらいかもしれません。一度劇団の舞台等をあらかじめ見ておくことをお勧めします。
まとめ
さまざまな方法をお伝えしましたが、どの方法をとっても共通しているのは、自分の道は自分で切り拓く必要があるということです。本記事を参考にして一人でも多くの方が一歩踏み出してくれることを願っています。
ライター: 綱斗
綱斗と申します。現役で役者をやっていますので、皆さんの立場を理解したうえでの記事作成を意識しています。書いてほしいテーマがありましたら是非お知らせください!
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