歌手やモデル、俳優になるための第一関門。それがオーディションです。そして、オーディションに合格するためには、まずは書類審査に合格しなければいけません。書類審査に落ちてしまうと、ボイストレーニングや演技の訓練など、日ごろの努力を披露するチャンスもなくオーディションが終了してしまいます。そこで今回は書類審査に受かるためのポイントについて詳しくご紹介します。
書類審査の重要性を再確認しよう!
オーディションにおいて、書類審査はとても大切です。なぜなら、書類審査を通過しなければ、あなたという存在を審査員に知ってもらうことすらできないからです。
大きなオーディションになると、数百人から数千人単位の応募者が殺到します。それらすべての応募者と面接をして、一人ひとりの特技を見たり、自己PRを聞いたりするのは物理的に不可能です。
そこで、まずは書類審査によって応募者の多くがふるいにかけられます。オーディションによってはその時点で合格者の数が10分の1以下に絞り込まれるケースも少なくありません。
書類審査に受からなければ、スタートラインに立つことすらできないのです。
書類審査に受かりやすい応募書類の書き方とは?
書類審査に受かりやすい応募書類の書き方とは? 主なポイントをまとめてみました。
数多の応募書類のなかから審査員の印象に残るためには、伝えたいことが読みやすくまとまっている文章を作成する必要があります。だらだらと長く、まとまりに欠けた内容の文章を読まされるのは、審査員でなくても苦痛です。
自分が本当に伝えたいことだけをコンパクトに美しくまとめた文章は、クレバーな印象を審査員に与え、オーディションの結果にも良い影響をもたらすでしょう。
きちんとしたプロフィール写真を使用している
オーディションの応募書類において、プロフィール写真はとても重要です。最重要項目といっても過言ではないでしょう。
アルバイトの履歴書に貼るような証明写真をプロフィール写真に使用してしまうと、それだけで書類選考から漏れてしまう可能性があります。
また、旅先などで撮ったありきたりなスナップ写真も、あまり良い印象は与えません。
本気で合格を目指すのであれば、プロの手によるちゃんとした写真を用意しましょう。いまは1万円以下で撮影可能なスタジオなどもたくさんあります。
誤字や脱字がない
応募書類に限らず、誤字や脱字がないようにするのは最低限のマナーです。せっかく良いことを書いていても、誤字や脱字があるとそれだけで内容の良さが半減してしまいます。
書類を提出する前に、内容に誤りがないかしっかりと再確認しましょう。
適度な自己アピール
他の参加者に埋もれてしまわないためにも自己アピールは大切です。ですが、それも度を超えると、相手に不快な印象を与えてしまう恐れがあります。
趣味や特技をアピールポイントとして記入するのは良いのですが、アピールに熱を入れるあまり、それが「自慢」になってしまっていないか、客観的に振り返ってみることも大切です。
絶対にやってはいけないNG応募書類
このような応募書類は不合格の原因になるのでご注意ください。
写真の出来がイマイチ
先述の通り、応募書類においてプロフィール写真はとても重要な要素の1つです。裏を返せば、出来がイマイチの写真を使用してしまうと、それだけで書類審査に落ちてしまう可能性があります。
顔がつぶれるほど暗い写真や、よれよれの普段着で撮った写真、人物が小さすぎる写真などはプロフィール写真には不向きです。
手元に良い写真がなければ、不出来なものを無理に使うのではなく、オーディション用に新たに撮影するなどの対策を行いましょう。
書類の内容にウソがある
インパクトを与えたいからといって、応募書類にウソを書くのは絶対にやめましょう。
たとえば、海外留学の経験もないのに「帰国子女」とウソのプロフィールを書き、オーディションの会場で「英語を話してみてください」と言われたら困ってしまいますよね。
ウソはいつか必ずバレます。自分が恥をかくだけではなく、周囲の信用を失い、最悪の場合は芸能界への道が閉ざされてしまうこともあります。自分のできる範囲で一生懸命努力して、本当に魅力的な人間になりましょう。
まとめ
いかがでしたか? 今回ご紹介したことは、それぞれ根本的なことでそこまで難しいことではないと思います。ちょっとした手間を惜しまないことがその先につながります。
せっかく応募するのなら、きちんとした書類を送って未来への扉を開きましょう!