テレビドラマや映画で活動するだけでなく、バラエティー番組にも引っ張りだこの俳優ですが、俳優になりたい、と夢見る人もまた多いもの。それゆえに競争の激しい演技の世界で俳優になりたいと真剣に思う人のための実現方法を紹介します。
俳優志望者の道、その1「養成所に通う」
俳優になりたい人に1番お勧めできるのは養成所に通う事です。養成所は全国各地にあり、演技の基礎などを学ぶことが出来ます。
大手芸能事務所と提携しているケースや、数多くの俳優を輩出している名門も多く、実績と信頼性に優れることが特徴です。
また、俳優経験者や業界関係者が独立して開いた養成所などもあり、そういった場所では現場で使える知識やマナーを学ぶこともできます。
養成所で基礎を学んだら、積極的にオーディションに応募し、俳優の道を目指す形になります。養成所に在籍しながら頭角を現す人も多く、養成所の紹介枠として一部のオーディションへの特別枠が設けられている場合もあり、所属者にとっても大きなメリットになります。
養成所によっては規模が大きく、人気も高いため、募集数が限られる場合もあり、狭き門となる場合もあります。
また、厳しい進級試験などを設けている所もあり、俳優になりたい人の最初の関門になる場合もあります。
俳優志望者の道、その2「劇団」
俳優になりたい人に次にお勧めなのが、小さい劇団などに所属し、実践で学びながらオーディション合格を目指す道です。
規模の小さく、出演者も少数の劇団などは演劇の公演を行っても収支が合わない場合も多く、慢性的に人手不足なのです。
そのため、主演でありながら大道具の仕事を兼ねる場合や、人数の都合からオーディション無しで舞台に出る事も多く、生の空気を感じやすい環境と言えます。
まさに、バンドにおけるインディーズのような雰囲気で、数多くのチャンスが広がっています。一方、経済的な事情やメンバーの状況から結成と解散を繰り返す劇団も多く、他の劇団とのコネクションを作る事や、積極的にオーディションを受けるなどして実績を積み、所属できる芸能事務所も探す事も大切になってきます。
俳優志望者の道、その3「オーディション」
俳優になりたいと言う気持ちがあるうえで、最短ルートを目指す方法は、大手芸能事務所のオーディションを受けることです。オーディションに受かることが出来れば、芸能事務所のバックアップを受けながら、レッスンや芸能活動を行うことが出来、俳優としての仕事にも直結します。
舞台やドラマに限らず、推薦枠を貰えることも、主演枠を押さえた上での撮影などもあり得るため、一気にスターダムに駆け上がれる可能性を秘めています。
一方で、オーディションを受ける人は数多くいるため、その中で勝ち残るための自助努力が必要になります。オーディションを受けて力試しをしてから、他の道を検討するのも一つの手段です。
また、競争率の高いオーディションで選考に残り続ければ、何次選考まで残ったと、残った記録自体がキャリアに繋がる事もあります。