梅雨のじめじめした季節。雨の日が続くと、外出できないことも多いですよね。
そんな外に出られない時間こそ有効活用し、自宅で出来るトレーニングを行うことで、オーディションで周りから1歩抜け出せる存在を目指しましょう!でもどんな部屋の中でどんな練習ができるのでしょう?家族やご近所に迷惑がかからないような練習方法をご紹介いたします。
意外に難しい?「質疑応答」の練習
どんなに特訓していても、緊張ってしてしまうもの。そのためには少しでも多く練習を重ねておくことが重要です。ですが、オーディションで何を聞かれるか分からないのが実情。
そこで基本を徹底的に特訓するというのも一つの方法です。
オーディションで「絶対」聞かれることはなんでしょう?
・名前
・所属事務所名
・年齢
このような、基本的なパーソナル情報ですよね。
その時、どんな表情を作りますか?どんなしゃべり方で、どんな風な笑顔を作りましょう?
鏡の前に立って、自分の姿をじっくりと研究できるのは、自宅での特訓ならではです。
人の印象は第一印象でほぼ決まります。そんな大事なことなのですから、何度も何度も繰り返して特訓しておきましょう!
笑顔を作ったり、上手に口を動かしてしゃべるためには表情筋が必要なので、繰り返し行うことで、顔の筋力もUPします。
自宅だからこそ出来る特訓方法
ご近所の迷惑を考えると、大きな声を出しての発声練習はなかなかできませんよね。
でも滑舌やロングトーンの練習なんかは、大きな声を出さなくてもできますので、ぜひやっておきたい特訓です。
さらには、腹筋や背筋を鍛える特訓をすることで、腹式呼吸が強くなります。
腹式呼吸がしっかりとできていると、体を楽器のようにしてよく響く強い声を出すことが出来るようになります。
音楽をかけながら、リズムに合わせて呼吸したり、筋トレをすることでリズム感を一緒に養うこともできます。
これらは、すべて「継続は力」と言われている特訓ばかり。長雨で憂鬱になりがちな気分を吹き飛ばして、誰も見ていないのをいいことに、笑顔で特訓しちゃいましょう!
本を読んだり映画をみて教養を養う
表現力を鍛えるのには、映画を観たり本を読むなどして、教養を高めることも大変重要です。
この主人公はどんな気持ちでこのセリフを言っているのだろう。
この映画の登場人物で、やってみたいのはどの役だろう。
そんな風に少しだけ意識するだけでも、あなたの中にある存在意識を大きく揺さぶります。
同じセリフを言ってみるのもいいですね同じセリフをいろいろなシチュエーションで言ってみる特訓は、豊かな表現力を養います。
また、新聞などの記事を声に出して読むのも、セリフを言うトレーニングになります。
何度も読んで慣れ親しんだ文章を読んでいると、癖がつきがちです。
そこで、新聞の記事を朗読してみてください。初めて見る文章を読むことは、自分の悪い癖を見つけるのに効果的です。
それを録音して聞いてみて、どう改善していけばいいかの参考にしてください。
1日のレッスンより、6日間の努力を
週に1回、レッスンを受けていたとします。残りの6日間はどうしますか?
どんな素晴らしいレッスンを受けていたとしても、たった週に1日の数時間のレッスンでは、光る人材や素晴らしい人材になることはできないでしょう。
となると、残りの6日間の過ごし方が勝負だということは、もうお分かりですよね。継続は力、頑張った時間は必ずあなた自身の力・魅力として輝きます。雨の日は部屋で自分磨きの特訓をしてみましょう!