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  • 2014年12月22日

個性を出してオーディションを突破した実例

こんにちは、narrow運営チームです。

芸能界のオーディションでは、どのような人物が求められているのでしょうか?

今回は、実際にプロダクションの社長さんや俳優の方からお聞きした体験談をもとに、
みなさんにお役に立てるような内容として「オーディションを突破した実例」をいくつかご紹介したいと思います。

求められる人物像

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まずは自分の個性とは何かを考えることが大切です

そもそも、どういった人がオーディションを突破するというところから考えてみましょう。
役者にしろ、タレントにしろ、歌手にしろ、今とても重視されていることがあります。演技力、歌唱力といった専門の道の能力はある程度必要ですが、それよりも重宝される要素があります。

それは、“個性(キャラクター性)”です!

最近のテレビを見ていてもわかる通り、個性が強い人ほど人気があると言われています。「饒舌で面白い」「口下手だけど愛嬌がある」といったようにその人自身の個性は、魅力的に見えることがあり、人々の感動を呼びやすいのです。

周りとは少し違った個性を相手に認めてもらうことで、目立つこともでき、芸能界への道も開けてくることでしょう。
その個性を発揮し、見事オーディションに突破した例を見ていきましょう。

Sさんの場合:楽しむことで個性を発揮

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楽しむことで吹っ切れた自己紹介ができました

役者を目指し、事務所のオーディションを受けていた男性Sさん。
Sさんは特に目立った特技や趣味があったわけではありませんでした。

特技を強いて言うとすれば、“声マネ”がちょっぴり得意なくらい。 しかし、プロフィ―ルに“声マネ”が得意とは恥ずかしくて書けませんでした。
何度かオーディションに落ちていたSさんは受かる自信をなくし始めていました。

ある日のオーディションで、少し吹っ切れたSさんは、「ダメで元々だから、せっかくなら楽しんでしまえ」と思い、なんと、“声マネ”で自己紹介をしたのです。

すると、倍率30倍はあったオーディションに合格し、見事事務所に所属。
事務所の社長は「個性派俳優としてのセンスを感じた」と語っていました。

Aさんの場合:好きなことで個性を発揮

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結果的に審査員の記憶に残る選曲になりました

女性Aさんは歌を歌うことが必須の役者のオーディションを受けました。
さまざまな音楽を聞いていましたが、特に歌が上手いというわけではないAさん。

オーディションに参加した人たちは、得意なJポップやアニメソングを自信満々に歌い上げていました。みんな、それなりに上手かったそうです。
そんな中、Aさんは上手く歌える得意な曲よりも小さい頃から好きだった“演歌”を選び、心を込めて歌いました。

「みんな似たような歌ばかりで飽き飽きしていた」と後に語った面接官は、
「決して上手くはないが、感情を込めて演歌を歌う若い女性に強い個性を感じた」と合格させました。

Hさんの場合:型にはまらないで個性を発揮

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型にはまらず自分の個性を発揮しましょう

興味本位で役者のオーディションを受けようと思った男性Hさん。
試験会場は、ジムを貸し切った少しこじんまりとした場所でした。

オーディションの最後に即興の実技テストが行われたそうです。
設定は失恋シーンで、セリフは自分で考えるというものでした。
特に普段から演技をやっているわけではなかったHさんの演技は決して上手ではありません。しかし、型にはまることがなかったHさんは、こともあろうかそばにあったジム器具を使って演じたというのです。

失恋シーンにもかかわらず、しかもオーディションとは関係のないそこにある道具を使うとは誰もが予想していませんでした。 驚かされた面接官はその発想力を買って、Hさんを事務所に迎え入れました。

チャレンジは思い切り

「役者を目指しているという割に、自分をなかなか表現できない人が多い」
と、ある芸能事務所の社長さんが語っていました。

緊張してしまったり、良い自分ばかりを見せようとし過ぎてしまったりと、なかなか個性は発揮しづらいかもしれません。
今回紹介した3人の例のように、楽しむ、心から好きなことをする、型にはまらないでみる、といったようなことをヒントに1度思いっきり自分を表現してみてはいかがでしょうか?

もしかすると、新しい自分や、新しい世界が見えてくるかもしれません。