• 2016年11月08日

ナレーターになるには

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「ナレーター」という仕事をきちんと把握されていますか?
おそらく、テレビやラジオの番組での説明をしている人というイメージではないでしょうか。
ナレーターの活躍の場は、現在かなり豊富です。
ドラマ、ドキュメンタリー、バラエティ、ニュース情報番組、そしてCMもナレーターの仕事となっています。

プロのナレーターとは?

テレビもラジオも、それぞれの番組のイメージと言うものがありますので、ナレーションにもそれぞれイメージがあります。
例えばニュース番組ですと、わかりやすくカチッとした雰囲気でナレーションする、ほほえましいドキュメンタリー番組ですと、温かく微笑ましい雰囲気でナレーションするなど様々なナレーションの仕方があるということです。
もちろん、番組ディレクターはナレーターの持ち味によって、番組にあったナレーターを起用するのですが、番組の傾向を察して声を造り込む能力や表現力を持っているナレーターを探すこともありますので、そういう資質を持っているナレーターは請け負う仕事量も自然と多くなります。
その領域にたどりつく人が「プロのナレーター」と呼ばれる人たちです。

ナレーターを目指すなら

ナレーターになるためにはナレーターの専門学校、声優養成学校、アナウンス・スクール、放送系の大学などで勉強する方法があります。
授業内容には、発声や朗読のトレーニングなどのテクニカルな授業を行い、スキルを身に付けていきます。
ナレーターの仕事は多種多様ですから、どのような仕事にも対応できるように、自分自身でテレビ番組やニュースなどに触れ、ナレーションするイメージを掴みながら、多様な知識を身に付けていく必要もあります。
また、専門的な番組になると専門的な言葉を多用したナレーション原稿もありますので、様々な知識や文章の流れを理解する高度な文章読解力も必要とされます。
実践的なトレーニングとしては、ナレーションをする際の声の出し方、感情の入れ方などを磨きあげることも必要とされています。

ナレーターの仕事を得るには

ナレーターの仕事を得るには、ナレーター専門学校を卒業して、学校に来ているナレーター事務所のオーディションを受けたり、自分で積極的にオーディションを受けて仕事を得るチャンスを掴むことから始めます。
ナレーターの仕事も声優と同じく、最近では人気職種ですから、簡単には仕事を得ることは出来ないでしょう。
所属事務所のオーディションも競争は激しいですが、運よく事務所に入ることができても給料が自動的に出るわけでなく、仕事を一つしたらいくら・・という職業です。
事務所のマネージャーが、テレビ、ラジオ、CMなど、ナレーターが活躍できる仕事のきっかけを作ってくれます。
事務所に入ることが出来たら、まずはマネージャーに積極的に自分を売り込んで、実力を評価してもらうことが仕事獲得への第一歩でしょう。

この記事を書いた人:hamham55