• 2017年02月21日

アーティストはアスリート!歌唱力を伸ばすために必要な筋トレとは?

画像

歌手になりたくても、どうやれば歌唱力を上げられるのか、分からないという人も多いのではないでしょうか?
カラオケに通いつめたり、レッスンに通ったりする以外にも、自宅でできるトレーニングがあります。簡単なのでチャレンジしてみましょう!

良い姿勢を心掛けよう

良い姿勢と聞いて、「そんなことがトレーニングになるのか」と思うかもしれません。
昨今のスマホの普及により、若年層でも猫背が多くなっています。
余り知られていませんが、実は、猫背になると胸郭が狭くなり、呼吸が浅くなってしまうのです。

その結果、薄っぺらい声しか出ないということが起こってしまいます。歌を歌うにはきちんと息を吸うことが重要です。
スマホを使う時は、スマホを持っている手を顔の位置まで上げましょう。
その時に顎が上がってしまっている人は、顎を引くよう意識します。

背筋はピンと正して、椅子に座る時は足がきちんと床につく物を選びます。
これを続けていると、数週間で姿勢は改善してきます。
これで良い声を出すトレーニングの準備が整いました。

腹式呼吸を身につけよう

正しい姿勢が身に付いたら自然とやりやすくなるのが腹式呼吸です。
ですが、中にはどうしてもコツがつかめないという人もいます。そんな方は、目を閉じてお腹に手を当てて、ゆっくりと息を吐いてみて下さい。

できるだけゆっくり長く吐いて、ゆっくり吸うを繰り返します。
呼吸が浅い人は、上手く吸えないというより、上手く吐けていない人が結構います。
きちんと息を吐ければ、吸うことは自然とできるものです。
腹式呼吸の練習は自宅だけでなく、電車の中などでもお腹を意識するだけでもトレーニングになるので、毎日続けましょう。

声を出してみましょう

腹式呼吸が身に付いたら、声を出してみましょう。基本的な発声練習では、「あえいうえおあお」のように、はっきりと口を開けて声を出したりします。
好きな文章をお腹から声を出しながら朗読しても良いです。
その際には、はっきりとした発音を心がけましょう。

また、このようなきちんとしたトレーニングの他に、是非やってもらいたいのが好きな歌を唄うことです。
憧れのアーティストの歌で構いませんが、少し難し目の物が良いです。
いきなり歌に飛んだと思うかもしれませんが、まずは正しい姿勢で、お腹から声を出して歌ってみてください。

以前の声量と大して変わっていないなら、腹式呼吸と発声練習を更に重点的に行いましょう。
少しでも声量が増えたり、高い音が取りやすくなったなら、そのままトレーニングを続けましょう。

まとめ

継続は力なりという有名な言葉がありますよね。何事も続けることが大切です。
姿勢や腹式呼吸は、日常生活では意識しないことが多いですが、良い声や豊かな声量を得るためには、もっとも必要な基本的な事なのです。

これらのことがきちんと身に付いて、意識しなくても自然に行えるようになれば、逆にどんな変な姿勢であっても、良い声は出せるようになってきます。
また、無理に声を張り上げて歌うこともなくなるので、結果として「歌が上手くなる」のです。

自宅で簡単にできる、ちょっとしたトレーニングを続けて、憧れのアーティストへの一歩を早く踏み出せるようになりましょう!

この記事を書いた人:nana