俳優業を夢見ている方へ、今回はあなたの夢が現実のものへと変わるように素敵なメッセージを届けていきたいと思って、俳優として活躍していくために大切な事を伝えていきたいと思います。
俳優として舞台で、また映画やテレビドラマで活動していく際に、ネックとなるのが緊張感やストレスです。
どうしても大勢の人を前にするとあがってしまうといった方も多い事でしょう。
そんな時に本番であがらずに演じていくコツや、俳優としての心得などについて紹介していきたいと思います。
観客を楽しませるために一番大切な事
俳優の仕事は、大勢の観客に支えられています。
大勢の観客達をいかに楽しませるか?感動を与える事ができるか?といった事につい夢中になって無理してがんじがらめになってしまい、時にはバッテリーが切れてしまう事もあります。
そんな時に覚えておいて欲しい事が、自分が一番楽しむ事です。
お芝居でも、スポーツでもでも自分がプレイヤーなので、観客を楽しませるためには自分が一番楽しんで取り組まないと、疲れていたりつらいと思ってやっていたら、いくら上手に演じられたとしてもその気持ちが観客にも伝わってきます。
だから難しい演技、アクションシーン、長いセリフでも、演じ上げるのがつらいと受け取らずに、「面白い、やってやろう」といったスタンスで取り組む姿勢が大事です。
舞台ではリラックスした状態で挑めるように、基礎的な演技や発生はきちんとマスターしておきましょう。
芸能事務所や演劇の養成所に通いながら演技や発生練習のレッスンを受けて、舞台でスムーズに動けるように準備しておくと良いです。
舞台の上で本領を発揮するコツ
俳優になるために毎日演技や発生練習、殺陣、ボイストレーニングといった訓練を積み重ねていってスキルアップできたとしても、本番の舞台の時にあがりまくってセリフをトチってしまったり、緊張して表情がこわばってしまっては、せっかくの今までの努力も水の泡になってしまいます。
そういった失敗を犯さないためには、舞台の上で大勢の観客に囲まれていても、眠るシーンがあったら本当に眠れるぐらいの度胸がないといけません。
舞台度胸をつけるためにも、舞台の稽古の休憩の時には舞台のはしで昼寝をしてみましょう。
楽屋で休憩している俳優も多いようですが、舞台で昼寝をしていた方がより舞台となじめるようです。
俳優にとって舞台とは、そこが特別な空間ではなくて日常であり自分の居場所なのだから、稽古の時もリラックスして取り組んで下さい。
公演時間に合わせてコンディショニング!
舞台の本番公演の日程が決まったら、まず心がけて欲しい事が、公演時間に合わせたコンディショニングです。
稽古が始まると同時に行うようにしましょう。
例えば公演が午前中の10時から始まる場合には、朝の6時もしくは7時には起きて、10時までにベストコンディションを整えていく必要があります。
逆に公演が夕方6時からの場合には、10時過ぎに起きて夕方までにゆっくり体を慣らしていく必要があります。
稽古でもそのように公演時間に合わせてスケジュールを組んでいく事が多いので、いつも臨機応変に対応していけるようにしておいて下さい。
もしも家族と一緒に生活しているのだったら、家族の協力も必要となってきます。
家族がそういったスケジュール管理に対応してくれない場合には、芸能事務所のマネージャーを通して協力してくれるように頼んでもらうと良いでしょう。
まとめ
今回は、俳優を目指している方へ、稽古への取り組み方や舞台本番で本領を発揮するコツについて解説してきました。
地についた演技を披露するためにも、舞台や撮影現場に早くなじめるように努力していって下さい。