スタイルのいいモデルを見ていると、「体型維持のために何か特別なことをしているのかな?」と思いがちです。確かにプロのモデルは厳しい食事制限や定期的な筋トレによって体型を維持する努力をしています。
けれども全く経験のない人がいきなり厳しい食事制限や筋トレをしても長続きしません。むしろ無理をすることによってリバウンドなどを引き起こし、逆効果になる恐れがあります。
モデル体型になりたいのであれば、まずは普段の日常の中に取り入れられることから始めましょう。少しずつモデル体型を目指す習慣を取り入れることで、徐々に整ったスタイルを手に入れられます。
この記事では初心者でも簡単に実践できる習慣を2つご紹介します。できることから始めて、ステップアップを目指しましょう。
甘いものを食べるタイミングを決める
どうしても甘いものを食べるのがやめられないという人は多いです。女性はホルモンバランスの関係から、甘いもの、つまり砂糖の入ったものが食べたくなる時期があります。
「食べない」のではなく「食べてもいい日」を作る
「砂糖を食べない生活」は理想的ではありますが、いきなり0にしようとするとストレスになってしまいます。モデル体型を目指すために砂糖の量を減らすのであれば、少しずつ減らしていくようにしましょう。
食べる砂糖の量を減らすためには、食べないようにするのではなく、逆に「食べてもいい日」を決めるように意識しましょう。人間は頭の中で強く「食べない」と考えてしまうと、かえって食べたくなってしまうためです。
無理のないルールを自分で作ろう
「甘いものを食べてもいい日」は自分で無理のないように設定します。「毎週何曜日」や「3日おき」などのルールを作りましょう。こうすることによって、決めた日以外は甘いものを食べなくなるのです。
最初は2日おきなどの短い期間で設定しても構いません。少しずつ甘いものを食べない期間を長くしていくことを目指します。
もちろん、いくら「甘いものを食べてもいい日」だからといって、好きなだけ食べてもいいわけではありません。食べる量は適度におさえておくようにしましょう。
日常の中に筋トレを取り入れる
隙間時間を使ってできる筋トレを毎日こつこつ積み重ねることによって、モデル体型に近づけます。3分でも5分でもいいので隙間時間を見つけたら筋トレをしていきましょう。ほんの短い時間でも、積み重なるとかなりの効果を生み出します。
おすすめは爪先立ちになり、かかとを上げ下げする運動です。足を肩幅に開き、爪先立ちになります。そのままゆっくりとかかとを下ろしてください。地面すれすれまでかかとを下ろしたら、今度はゆっくりとあげていき、元の爪先立ちに戻ります。
これを隙間時間に繰り返すだけでも、脚全体が引き締まり、きれいになれます。ハイヒールを履く際に重要な筋肉も鍛えられるのでおすすめです。
モデル体型になるための筋トレは、毎日適切な環境でやるのが理想的ではあります。けれども筋トレを行う環境にこだわっていると、なかなかやる気になれないだけでなく長続きしません。
まずはその場でできることから少しずつ始めていきましょう。
些細なことの積み重ねがモデル体型を作る
美しいスタイルを手に入れるために、時には非日常的なことをしなければならないこともあります。けれども本当に大切なのはそういった特別なことではなく、日常の中の些細なことです。
モデル体型を作るための基本である「甘いものの食べ方をコントロールする」「筋トレをする」といったことは些細な工夫でできるようになります。些細なことの積み重ねがモデル体型を実現するのです。
無理に厳しいダイエットをしようとするのではなく、ちょっとした習慣を日常の中に取り入れていきましょう。ほんの少しの積み重ねが大きな結果を生み出します。
ライター・モデル・作家: 鈴木詩織
1990年生まれ。
2016年に一念発起し、勤めていた会社を退職。以降モデル、作家として活動を開始。
過去に3度のミスコン出場経験を持つ。
結婚後も中国の歴史小説を執筆する傍、モデルとしての仕事もこなしている。