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  • 2016年04月23日

芸能スクールではどんなレッスンをして何を学ぶ事ができるの?

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芸能界に入る前も、入った後もずっとやり続けないといけない事とは何でしょう?
それは、技術を磨く事です。どんなに才能のある人でも、努力を怠ればあっという間に時の人となって、新しく出てきた才能の中に埋もれてしまうかもしれません。なので芸能人の人たちも普段は、色々なレッスンを受けるなどして、自分磨きに余念がありません。

そこで登場するのが「芸能スクール」
芸能専門のスクールと言うのですから心強いですよね。
…でも、「芸能スクール」っていったい何をするところなのでしょう?
どんなレッスンが受けられて、何を学べるのか。ご紹介してみたいと思います。

芸能スクールの基礎的な仕組み

多くの芸能スクールではまず、スキル別で大まかにクラスを振り分けられます。

・初心者クラス
・中級者クラス
・上級者クラス

なぜこのようにクラス分けをするかと言うと、経験に応じて勉強する事が全く違うからなんです。
演技レッスンにしても、歌手を目指すレッスンにしても、最初は「基礎」を徹底的に勉強します。
モデルを目指すスクールなら、歩き方より前に、姿勢をよくする練習するため鏡の前でひたすら立ち続ける……なんてこともあります。

しかし、既に何本ものお仕事を経験していて、スキルアップのためにレッスンに来ている方に、全くの初心者と同じレッスンを受けてもらうのは有効的な事ではありません。
そうなってくるとクラス分けをする方が、教えるほうも、教えられる方も効率が良いと言う事になります。
基礎を教えるのが得意な先生が、経験者ばかりのクラスを受け持つよりも、初心者クラスを受け持つのは当然だと思いませんか?
同じレッスンを受ける人の「スキルバランス」を保つことで、質の良いレッスンを提供する事ができるんです。

出来ない事ばかりやらされるレッスンや、次のステップに進みたいのに基礎ばかりやっている……
これでは、どちらの才能の芽も摘んでしまう可能性が出てきてしまいます。
そうならないためにも、クラス分けは必要なんです。

そしてさらに登場するのが「特待生枠」の存在です。
全くの未経験者でも、初心者クラスからでも、才能があればいきなり特待クラスに選抜される事もあります。
事務所に付随して運営されているスクールの場合は、オーディションの時にチェックされていることが大半です。
それ以外のスクールの場合でも、入所時のオーディションで判断される場合もありますが、こちらの場合は初心者クラスでレッスンしている時に見いださたりするようです。

初心者クラスでおこなわれるレッスンとは

大抵の方はまず「初心者クラス」へと振り分けられることでしょう。
さて、この初心者クラスではどのようなレッスンを行うのでしょう?

芸能人と言えば、やはり「声」を使うお仕事が大半です。
そこで、初心者クラスの基礎講座では、声を出すためのボイストレーニングや、腹筋などを鍛えるための筋トレなどをメインとしてレッスンが行われます。
ボイストレーニングだと、呼吸の使い方(ロングトーンなど)、滑舌の練習(早口言葉など)の基礎を学び、基礎が身に付けば応用へと発展していきます。
俳優志望の方のレッスンだと、昔からある「外郎売り(ういろううり)」や北原白秋の「あめんぼの歌」が必須になる場合もあります。

そして初心者クラスでは必ず行われるのが「挨拶」と「自己紹介」です。
元気な声であいさつができるのは当然ですが、芸能界で成功していくためには「自己アピール力」が重要となります。
芸能界ならではの「礼儀作法」や「マナー」を身に着けておくことはとても重要な事なんです。
初心者クラスではひたすら「おはようございます!」と発声練習代わりにレッスンをする場合もあります。
「自己紹介」については、いかに短い時間で自分をアピールし、印象に残る事ができるかを体に叩き込みます。
自分に合った声の出し方、表情の作り方、記憶に残る自己アピールが出来るのと出来ないのとでは、今後のお仕事にも影響があります。

事務所に所属しても、軌道に乗るまではたくさんのオーディションを受けに行く事となります。
その時に合格する、有効な手段を身に着けるための練習も「基礎」の一部と言う訳です。

中級クラスでおこなわれるレッスンとは

基礎から応用、そして実践に向かうレッスンが中心となるのが「中級」クラスです。
このクラスに入るころには、自分の中でどんな芸能人になりたいか、少し見えてきている頃だと思います。
理想の自分になるためにはどのような事をすればいいか、それについて考えさらに磨きをかけるレッスンが増えてきます。

俳優を目指している方の場合だと、実際に使われた台本を使用してのお芝居の練習や、少し設定が難しいエチュード(即興芝居)など。
歌手を目指している方の場合だと、自分の声やキャラクターにあった、選曲や歌い方などきめ細かなレッスンなど。
リズム感を養うためにダンスレッスンを行っているところなどでは、初球から中級でかなり難易度が上がる事も多いようです。

初心者クラスでも、簡単な応用編のレッスンを行う事はあると思いますが、ここからは基礎を経ての応用で「魅せる」ものを習得していく事となります。

中級クラスになるころには、お仕事をし始める方も多い事でしょう。
どんなお仕事をするか、次のお仕事に向けてどんなことをしたらいいか、そのような事にも対応してくれるスクールもありますので、ぜひ活用したいですね!

上級クラスでおこなわれるレッスンとは

ここまで来ると、無駄な時間をかける必要が無くなってきます。先生が出した少しの設定だけで、台本もない、セリフもないなか、お芝居を作ると言う事も出来るようになっているはずです。歌手を目指す方なら、簡単なミニステージぐらいは楽勝にこなせるレベルになっていることでしょう。

基礎・応用・実践。
その上を行くのが「上級者クラス」です。

このクラスになると、同じクラスでレッスンを受けている仲間のうち、誰が明日にでもデビューしてもおかしくないレベルに達しているはずです。
なので、ひたすら技術向上のためにレッスンを行います。

おこなわれるレッスンの要は「表現力のアップ」これに尽きます。

同じセリフでもどんな風に声を出すか、トーンは?強弱は?スピードは?
同じ曲のフレーズでも、どう抑揚をつけるか、どこでブレスを取るか。

些細な事で与えられる感動は変わってくるので、それを確実に体でマスターするためのレッスンが行われます。
講師の方々も、一線で活躍する有名な方が多く携わっている場合も多いです。

各種様々、色々な特色のあるレッスン

発生や、滑舌、筋トレなどの基礎的なレッスンに加え、演技や歌のレッスンやダンスなど、レッスンの内容はたくさんあります。姿勢や身のこなしが美しくなることから、日舞やバレエなども取り入れているスクールもあります。時代劇などで活躍する俳優を育成している所では、アクションや殺陣(たて)などのレッスンもあるようです。

各スクールによって、出来ることや教えて貰える事の選択肢は様々です。
芸能スクール選びに迷ったらどんなレッスンや、どんな講師の人がいるかを参考にしてみるといいですね!

この記事を書いた人:櫻宮ヨウ